類聚メモ帳PART2

更新はすごい不定期です。

コロッケそばの怪

皆さんはコロッケそばという食べ物があるのをご存じだろうか。

かけそばにコロッケが入っているだけのシンプルな料理。

しかし、通例「かけそばにコロッケを入れるか?」ということでゲテ物扱いされ、あるいはその存在を知っている人においてもそんなに高尚な食べ物ではないという認識を持たれるであろう、この料理。

私がコロッケそばと出会ったのは、大学生の頃であった。大学の学食にコロッケそばがあったのだ。最初は私も「なんじゃそら」と思ったのだけれども、食べてみると…「別においしいとは言えないけど、なんか食べたくなる食べ物」であり、たまに食べていた。

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気に入っているもの(FMトランスミッター)

私の乗っている車は今年で13年目を迎えます。製造から13年も経つと陳腐化が進み、最新の車にはついているものがなかったりと、いろいろ不便に思うこともチラホラ。

特に車中で音楽を聴く時なのですが、もともとこの車はCDの再生とiPodに接続することができるのですが、もはや音楽はスマホで聴く時代。特に私は音楽のサブスクに入っているので、CDもiPodも使いません。

どうしたらスマホの音楽を車で聴くことができるか…ずっと思案していたら、こんないい商品がありました。

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笠森観音(長南町)

茂原もばら鷲山寺じゅせんじに向かう途中、かねてから行ってみたかった長南町ちょうなんまちの笠森観音(笠森寺かさもりじ)にも寄った。本尊を十一面観音とする坂東33観音の31か所目にあたるが、大岩の上に聳える特徴的な懸造かけづくり観音堂が有名なお寺である。なお、天台宗である。

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元禄津波供養塔(茂原市)

久しぶりに平日休みに遠出をした。前日までどこに行こうか悩み続け、結局、千葉県にした。相変わらず仕事の悩みがつきない中、そんな現実を忘れるために、車で行ける手軽な田舎を選んだのだった。

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謎の丸山教の石碑(杉並区)

所用があって京王線八幡山駅の北側の住宅街の中を歩いていたら、個人の邸宅の一角(おそらく私有地であろう)に気になる石碑があった。

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その後の行程(新婚旅行編・完結)

何しろ2年前の2021年の春に行った新婚旅行の記事がいまだに完結していなかった。

道成寺の参拝を終え、残すところは南方熊楠記念館(白浜町)、熊野本宮大社(田辺市)、熊野速玉大社(新宮市)、熊野那智大社(那智勝浦町)、そしてトルコ記念館(串本町)である。

これだけの時間が経ってしまうと、もうすでにこれらの寺社等を一つずつ立項するのは難しい(思い立った時に立項するか、あるいは再訪した際に記事にするかは別として)。だけれどもとにかくこの新婚旅行編を完結させなければブログ上におけるこの旅が終わらない…ということでここからは道成寺以降の訪問地をダイジェストで紹介する。

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金峯山寺(吉野町)

〽吉野をでて討ち向かう…

古い唱歌四条畷しじょうなわて」の冒頭にある吉野という場所に惹かれたのはいつ頃か覚えていない。

されど、幼い頃、石ノ森章太郎氏の『マンガ日本の歴史』を初めて母に買ってもらった時に読んだ巻が天智天皇天武天皇の話で、壬申の乱の話が出てくる。その時、大海人皇子天武天皇)がいったん吉野に隠れる話、そして何よりもその後、中世に足利尊氏の離反後、建武政権が吉野に移って南朝として抵抗する舞台となることを知った後、子どもの頃から私は吉野はぜひ一度は行きたいものだと思っていた。

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