再び秩父へ行ってきた3(駒ヶ滝トンネル~三峰参道大島屋)
聖神社を後にすると、私たちは三峰神社に向かいました。聖神社を出たのが12時頃。カーナビに入力すると予想到着時刻は13時半と出ました。ずいぶんと長旅です。国道140号線(彩甲斐街道)で秩父市内を山梨方面へ向かってひたすら進みます。秩父の中心地を抜け、途中、吉田や小鹿野へ向かう道を分けると次第に車も少なくなってきます。そして正面には奥秩父の山並みが迫ってきました。
途中、秩父の象徴、武甲山をパチリ。
この険しい山容を見ると、秩父に来た感がぐっと出てきます。
さらに西へ進みます。この道は地理的には山梨県へ抜ける道です(彩甲斐街道)。
だんだんとヘアピン連続の山道になり山が迫ってくると、有名な駒ヶ滝トンネルに着きます。
このトンネルについては、以下のサイトをご参照ください。狭隘トンネルとして有名です。
・隧道レポート 国道140号 駒ヶ滝隧道@山さ行がねが
・駒ヶ滝トンネル@自転車いじり日記
狭いため信号制御による片側交互通行です。補助信号灯(予告信号)にも待ち時間表示がありました。
手前の信号は予告灯なので、ここで止まる必要はないのですが、多くの車が間違えてここを停止線と思っているようです。信号灯火の作りの紛らわしさが原因ですね。
現在は北側にバイパスが走っているため、山梨へ向かう車がわざわざこのトンネルを通る必要はありません。今ではその主要な用途は三峰方面への連絡ということになるのではないでしょうか。
その三峰へはトンネル内で分岐という形をとっています。
昼過ぎとは言え、あいにくの曇り空ですこしどんより暗いです。
おまけに山並みには霧がかかっています。
長い信号がかわり、いよいよスタート!
狭い!しかし、私の車(ギャラン・フォルティス)でも通れたし、そもそも路線バスやトラックも通るというので、案外大丈夫なようです。
トンネルは意外とすぐに終わります。しかし、そこからダムの上を走りしばらくすると、片側交互通行区間は終わり、狭い道を対面通行することになります。
再びこんな感じのトンネルがあったりで大変です。
しかし、慎重に進めばところどころ離合可能なスペースが設けられているので、問題ないです。途中からはちゃんと二車線になって三峰神社の駐車場につきます。
三峰神社の駐車場。料金は一日500円です。
駐車場はこのように広大です。さらにこの写真の後ろ側にも駐車場があるので、かなり収容できるようです。
本数は少ないですが、西武秩父駅とを直通で結ぶ路線バスもあります(900円)。
これがバスの待合所。しかし、駒ヶ滝トンネルもさることながら、林道のようなあの道を普通の路線バスが走る光景は見てみたかったかも。
駐車場の時点で確か標高は800mほどであったと記憶していますが、肌寒いです。
一足先に冷涼な秋の風が漂って、木々も紅葉し始めています。
三峰神社の参道を歩いて行ったのですが、私たちは東京を出て以来、ここまで何も食べていません。
ここでやっと遅い昼食です。
大島屋というお土産物屋さんで食事です。
そば定食(1000円)を食べました。おいしかった上に、のんびりとできます。おすすめです。こういう昔ながらの雰囲気が好きです。
さて、お腹いっぱいになったので、三峰神社に向かいました。
(つづく)