というわけで、清水PAを出発。しかし、この日はなぜか妙に疲れが早い・・・そこで当初の休憩予定&給油予定地であった浜松SAの手前、遠州森町PAで2回目の休憩。
トイレに入った他は、車内で休憩。
まあ、長時間の運転、しかも高速道路なので疲労はあって当然。
無理をせずに、先を急ぐことなく休むことを選択。
浜松SAへ。ここでは駐車場へは入らず、給油のみ。
その後は新東名→引佐(いなさ)連絡路へと進みます。
現在、新東名は愛知県側へは未開通。
来年度に豊田東JCTまでの接続が予定されています。
現在は浜松浜北ICより先は東名・三ヶ日JCTまでをつなぐ、引佐(いなさ)連絡路と、飯田方面へ伸びる三遠南信自動車道(ただし、現在は鳳来峡ICまで開通)に分かれているだけです。
私は車を引佐連絡路へ向け、その途中にある浜松いなさICで降ります。
そこから道路の青い案内看板に従い、一般道を15分ほど走らせ、お昼前に奥山(おくやま)地区へ着くことが出来ました。
奥山は浜松市北区に所在する地域。
かつては引佐(いなさ)郡引佐町でした。
奥山には観光の拠点となる無料駐車場がいっぱいあります。
駐車スペースの心配はありません。どれもガラガラです。
この奥山の街並み。閑散としていますが、まったく人気がないわけではありません。
・・・で、この奥山に何があるかというと、
奥山は、半僧坊(はんそうぼう)が祀られている方広寺(ほうこうじ)の所在地なのです。
半僧坊が何者なのかについては、また次回。
とりあえず門前の商店街を歩きます。
門前に到着・・・て、その門を撮るのを忘れた・・・
そんでもって中に入ると、拝観料を払う場所があります。
そして見た感じ、ここまで自動車で来ていいようです。
私が止めたところからだと結構歩きますが、実際ここにも駐車場はありました。
拝観料は400円。パンフレットなどが貰えます。
そして赤い山門。
額には「護国」とあります。
そんでもって歩いていくと、こんな感じの山道になります。
たいしたことはないけれども、なるべく運動靴の方がよさそうです。
道中には羅漢像がいっぱいあります。
表情豊かな羅漢像。
必ず自分に似た像が一体あると言いますが・・・
そうこうしているうちに、少し開けた場所に幟(のぼり)が見えました。
なんて読むのかわかりません。
見上げると小さなお社があります。
登ってみます。一体何が祀られているのでしょうか・・・
ちょっとよくわかりませんでした。
振り返ると、赤い橋が見えます。下に降ります。
下に解説パネルがありました。【クリックで拡大】
椎河龍王(しいがりゅうおう)と読むそうです。
聞き慣れない神さまですが・・・
龍神というと、たいてい水や雨の神様となりますが、中国由来のものが日本の在地信仰と混合した場合が多いようです。
それにしても、京都の醍醐寺に祀られる清瀧権現もそうですが、なぜ龍神は女神なのでしょうかね・・・
そこから赤い橋へ向かって歩いていくと・・・
なんか開けてはいるけど、妙に荒廃した場所に出ました。
これはどういうこと?
見た感じ、木を刈ったような感じですが・・・
そして、植樹のプレートの数々・・・
最初は台風かなんかの被害でも受けて、再生のための植樹なのかな?とも思いましたが、どうもインターネットで調べるかぎり、方広寺を紅葉の名所にすべく、こうした・・・感じのようです。
なんというか・・・お寺もいろいろやるんですなぁ・・・
(つづく)