類聚メモ帳PART2

更新はすごい不定期です。

秋葉山本宮秋葉神社へ行ってきた3(上社)

表参道九里橋から駐車場に戻った私たちは、再び東雲名(ひがしうんな)まで戻って、いよいよ天竜スーパー林道を登り、上社へ向かうことにしました。林道は1車線というわけではないけど、そんなに広くはない感じ。ただ、途中、木材を積んだトラックとのすれ違いが普通にできたので、まあ、離合は可能です。ただ、ところどころ落石があり、石がゴロゴロしているので、タイヤやお腹を傷つけるのではないかと、いろいろ神経を使います。

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写真の記録によると、九里橋で最後に撮った写真は12:01。秋葉山上社駐車場に着いた時に最初に撮った写真は12:53。東雲名まで戻った時間を含めても50分以上かかったことになります。

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秋葉山本宮上社の大鳥居。

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ここから石段を登って行くこととなります。

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山の天気は・・・といったところで曇りがち。

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そういったわけでは相当、高いところまで来たのですが、景色はあいにくです。

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随神門にやってきました。なかなか立派なものです。

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しかし、戦時中に焼失した上社の復興はなかなかなされなかったらしく、この門も2005年の建立ということらしいです。

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この秋葉山本宮は「正一位」を名乗ります。

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神さまにも位階が与えられるというのは、お稲荷さんの赤い幟(のぼり)に「正一位稲荷大明神」と書いてあることからもわかりますが、ここがいちいち「正一位」を名乗るのは、全国の秋葉神社の本宮であることを示すためのようです。

でも、わざわざそんな風にしてアピールしていかなければならないのは、神仏分離後の秋葉山本宮がたどった苦難の道をあらわしているようにも思えます。

門には四神(しじん)の彫刻がありました。

四神は中国の伝説上の霊獣です。

奈良県高松塚古墳の壁画にあることで有名ですね。

玄武(げんぶ)

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白虎(びゃっこ)

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朱雀(すざく

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青龍(せいりゅう)

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あってるかな?

門を越えて、さらに登るといよいよ境内に入ります。

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ラストスパートの石段。

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こんな金ぴかの鳥居が!これも新しいようです。

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なんていうか・・・最近写真が妙に曲がります。

意識して構えても傾いてしまうのです。

電子水準器付のデジカメが欲しいです・・・

「幸福の鳥居」というようです。

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こちらは1993年に皇太子殿下のご成婚を記念して作られたようです。

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見返すと、本当に山奥深く来たことがわかります。

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こちらのお社には・・・

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ジュビロ磐田の応援絵馬が。

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祈願絵馬って書いてあるけど、いったい何を祈願?

優勝祈願って書いて、優勝できないと秋葉山本宮の神威にも関わるから、テキトーに濁している感じでしょうか?(笑)

そりゃあ、神さまにも得意不得意がありますよね。

秋葉山は火の神様なんだから。

サッカーだったら白峰神宮か何かに行かないと。

そんなこんなで本殿へ。

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立派ですが、これも新しい感じです。林道の完成で再建なった本殿です。

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天竜の山奥。そこにある秋葉山本宮。一度行ってみたかった場所に立つと、感無量です。

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でも、今回の旅のメインディッシュは・・・実はここじゃないんですね。

(つづく)