休日を利用して静岡にドライブに行ってきました。
ところで皆さんは静岡と言えば何を思い浮かべるでしょうか?
富士山、お茶、みかん、サッカー・・・そのくらいでしょうか?
しかし、静岡は実はすごい広い。まあ、
旧国名で言うと
遠江、
駿河、伊豆の三国が合わさって
静岡県なのですからね。伊豆や
駿河と言った地域は、東京からもわりと近く何回か行ったことがありますが、意外と知らないのが
遠江にあたる地域です。都市名で言うと、磐田・袋井・
掛川・菊川、そして浜松などがこれにあたります。このあたりの地域とは、どのような様相を帯びているのでしょうか?興味を持ったのと、いくつか訪れたい場所もあったので、さっそく車に乗り込み、スタートです。
その前に
静岡県という県の特徴をあらためてみてみましょう。
○地理
1.海
様々な特色あり。
伊豆半島の
石廊崎(いろうざき)まで
相模湾、
伊豆半島の西側から
御前崎(おまえざき)まで
駿河湾、
御前崎より西は
遠州灘に臨む。焼津は
遠洋漁業が盛ん。
2.山岳
西は富士の裾野が遠く広がり、また
南アルプスを抱える。
3.河川・湖沼
東から
狩野川、
富士川、安倍川、大井川、
天竜川の5つの大河が海に注ぐ。また
汽水湖の
浜名湖がある。
4.産業
○熱海・三島・伊豆半島
温泉・観光
○沼津
漁業
○御殿場・裾野
観光酪農・裾野の演習場(
陸上自衛隊富士学校)
○富士・富士宮
製紙・パルプ産業
○焼津
遠洋漁業基地
○静岡・清水
みかんやお茶の栽培、漁業。また
タミヤ模型に代表されるプラモデル製造。
○牧之原台地・掛川・菊川
お茶の栽培・製茶、自動車部品
○御前崎
発電(
原子力・風力)
○磐田・掛川・袋井・浜松
自動車・自動車部品・楽器・オートバイ製造などの製造業
5.交通
国道1号、
東名高速道路、新
東名高速道路、
東海道本線、
東海道新幹線などの鉄道・道路の基幹路線が通る交通の要衝
・・・と、このように
静岡県の特色は、多様な自然と幅広い産業の発展、そして交通の要衝であるということです。
さてさて、私たちは
東名高速道路の東京ICから
静岡県磐田市の磐田ICへ向かい、車を走らせました。
早くに出たので、途中渋滞には一切つかまらず、スムーズに西へ西へと車を進めます。
途中、
牧之原市の牧之原SAで休憩です。
SAの敷地からお茶畑が見えます。
「♪旅ゆけば・・・駿河の国に 茶の香り」
と言われるように静岡を代表する産物のお茶。
中でも、ここ
牧之原台地はお茶の栽培が非常に盛んです。道路からも一面に広がるお茶畑を見ることが出来ます。
ところで皆さん、お茶畑の中に立っている電柱のようなもの。これがなんだか知っていますか?
このあたりのお茶畑にはたいていあるこれ。実は先端にこのようなプロペラがついています。
正式名称は、防霜ファンと言います。(
防霜ファン@Wikipedia)
霜がお茶に付くのを防ぐため、上方の空気を地表に向けて送り込んで循環させるファンで、このあたりのお茶畑にはこれがたくさん設置してあります。
ああ、中学校の時、
牧之原台地の勉強をした時に習ったなぁ・・・
と古い記憶を不意に思い出したのでした。
ところで当地へ向かう途中、東名の
横浜町田IC付近で飛び石をフロントガラスに食らいました。
結構大きかったのですが、傷がつかなかったのが幸いです。
まあ、こればっかりは誰のせいでもないわけですが、ガラスにひびが入ると、修理が大変ですからね・・・
(つづく)